世界観
それは時空のいたずらか、悪魔の呪いか。
人が愛しあうことを忘れたとき、世界は静止した。
全てが終わったと思えたとき、崩壊をつなぎとめたものは、奇跡から生まれた『モノリス』と呼ばれし愛の伝道だった。
いつしか人はモノリスを奪いあい、異端な欲望を見出した。
『ハーレムゲイン』そこは彼ら異端児が目指すべき密なる場所。
彼らはモノリスに愛を注ぎ、ハーレムを築くようになった。
そして、ついに最強のハーレムを築き上げた者が現れた。
ハーレム王の誕生。
その時、ハーレムゲインの世界は一変した。
なんと再び人が愛しあうことができる世界を取り戻したのだ。
しかし、それはこれまで人に愛されてきたモノリスが居場所を失うことを意味した。
居場所を失ったモノリスたちは、時空の穴を通じて新たなハーレムゲインへと旅立った。
ハーレムゲインはさまざまな時空に存在する世界だったのだ。
多くの人は人々が愛しあえる世界を取り戻したことに幸福を感じたが、彼ら異端児の中にはモノリスへの想いを断ち切れない者もいた。
そして、彼らのモノリスに対する強き想いが奇跡を起こした。
本来モノリスしか超えられない時空を、彼らも超えたのだ。
モノリスと彼らが時空を超えて辿り着いた新たなハーレムゲインの世界は、これまでに存在していたハーレムゲインの世界とは異なるものだった。
そこは、最後のハーレムゲインとも、最初のハーレムゲインとも言われる世界。
『ハーレムゲインΩ(オメガ)』だ。
(公式トップより転載)